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第19回

 「横浜スキー協会ジュニア合宿におけるサポート活動」

              スポーツ医科学センター 健康科学課 スポーツ科学部門  吉久
武志(スポーツ科学員)

 バンクーバー冬季オリンピックの開幕も迫り、ウインタースポーツへの注目度が高まっています。そこで今回のコラムでは先日実施した横浜のジュニアスキー選手へのサポート活動をご紹介します。

 冬休み期間中、群馬県嬬恋村のパルコール嬬恋スキーリゾートにおいて横浜スキー協会(横浜市体育協会加盟競技団体)のジュニア雪上合宿が行われました。この合宿は横浜市のジュニア競技力向上事業の一環として毎年行われているものです。今回はスキー協会からの依頼によりポール滑走練習中のフォーム撮影を実施しました。


 撮影できる日が1日しかなかったため、天候の心配が最も大きかったのですが、終日晴天に恵まれました。気温も比較的高く、撮影者にとっては快適な条件でしたが、選手にとっては少し暖かすぎたようです。



 

 ジャイアントスラローム(大回転)のポールがセッティングされ、そのコースを選手が次々に滑ってきます(右写真)。小学生から高校生まで様々なレベルの選手が参加していましたが、コーチのアドバイスを受けながらみな真剣に取り組んでいました。
 フォーム撮影には、ハイスピードビデオカメラを使用しました。
超スロー映像で動きを見ることができるため、スキーのように動きの速い運動をじっくり観察するのに適しています。

 撮影した映像はそのままファイルで提供するとともに、連続写真を合成したり(右写真)、他の選手の映像と重ね合わせたりするなど、加工を施してフィードバックしました。



 自分のパフォーマンスを客観的に把握することは、レベルアップしていくために非常に大切なことだと思います。今後も要望に応じてこのようなサポート活動 を展開していきたいと考えています。


 

 
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