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リハビリ室コラムrehabilitation column

41回 日本整形外科スポーツ医学会 学術集会 参加記

                        横浜市スポーツ医科学センター リハビリテーション科 青山 真希子 (理学療法士)

 第41回日本整形外科スポーツ医学会学術集会が9/11-12の2日間、京都にて開催されました。テーマは「エビデンスに基づく整形外科スポーツ医学-選手、指導者、医療チームの一体化を目指して-」でした。特別企画として日本女子サッカー代表チームの佐々木則夫監督に「チームワークとコミュニケーション」について、フィギュアスケートの髙橋大輔選手に「アスリートとアーティストの融合を目指して」というタイトルでご講演頂きました。当日は多くの先生方が科学的根拠に基づく医療のための発表をし、多くの刺激を受けました。

 当センターからは清水医師、坂田理学療法士、永野理学療法士が発表致しましたので、発表内容を以下に簡単にご紹介致します。

清水医師 「解剖学的一束前十字靭帯再建術後6ヵ月以降の再建靭帯MRI像」
 前十字靭帯再建術後6か月以降のMRI上の外観/性状、移植腱の比較、靭帯の制動性との関連などを検討し、報告しました。結果はMRI上で再建靭帯がほぼ直線状で腱全体が均一な低輝度を呈したものと、腱内に低輝度な再建靭帯が2本以上に分かれて見えるものが制動性が良好であることが分かりました。


       ワークショップで総合討論に臨む清水医師(一番左)

坂田理学療法士 「投球障害予防プログラム実施による学童期投球障害の予防介入効果」
 投球障害の危険因子を調査し得られた結果を基に、身体機能改善を目的とした投球障害予防プログラムYokohama Baseball-9(YKB-9)を作成し、横浜市内の少年野球連盟に実施を依頼しました。その結果、YKB-9を実施した選手は投球障害の発生する確率が減少し、プログラムの実施が有用であることが示唆されました。



     ワークショップで総合討論に臨む坂田理学療法士(中央)

◆永野理学療法士 「バスケットボール選手のコンディショニングについて-外傷予防のためのトレーニング-」
 スポーツ整形におけるチーム医療-バスケットボール-というシンポジウムで、バスケットボールの傷害の現状や前十字靭帯損傷の危険因子、足関節捻挫、手術についてなど、幅広い内容を6名の先生方が発表しました。バスケットボール選手のコンディショニングにおいて、パフォーマンスの向上とともに外傷・障害を予防できる身体づくりをすることが重要であります。そこで本発表ではスポーツ外傷の予防を目的としたトレーニングプログラムとその知見について講演をしました。

 次回は来年9月に札幌にて開催される予定です。ぜひ参加し、多くのことを学んできたいと思います。