世界の料理(10) ~ロシア料理編2~ |
メニュー紹介
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今回は、ご家庭でも簡単に作れる料理をご紹介します。ぜひ、ご参考にしてください。
ピロシキ |
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作り方: (1)鍋に牛乳、溶いた卵黄を入れ弱火で人肌程度に温める。イーストを入れ混ぜる。バターは室温に置き柔らかくする。 (2)ボールに強力粉、砂糖、塩を加え混ぜる。 (3) (2)に(1)を少しずつ加え、木べらで混ぜひとまとまりにする。@バターを加え生地がなめらかになるまでしっかりとこねる。大きなボールに丸めた生地をうつし、濡れふきんをかぶせて暖かい場所で約60分置く。(一次発酵) ポイント: 生地が2倍程度の大きさに膨らんだ状態が目安。 (4)フライパンにオリーブ油を熱し、みじん切りした玉葱を炒める。玉葱に火が通り始めたらひき肉を加え、玉葱があめ色になるまで炒める。塩、こしょうで味をつける。 (5) (3)生地を5等分し、すり棒で生地を丸い形に薄くのばす。 (6)生地の中心部分に(4)具をのせ、楕円形になるように生地の端部分を閉じる。 ポイント: しっかりと生地のつなぎ目を閉じる。つなぎ目に具が挟まっていると、加熱した際につなぎ目が割れてしまう原因となる。 (7)バットに並べ、ラップをかけて約10分おく。 (8)油を160度に熱し、(7)を両面きつね色になるまで揚げる。 ポイント: ピロシキは具材も旬により様々、味付けも辛いものから甘いものまで様々。 日本では揚げるイメージが強いが、ロシアでは焼いているものが一般的。 |
シチー(キャベツスープ) |
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作り方: (1)キャベツは荒めの千切り、玉葱、セロリは薄切りにする。 (2)ベーコンは1cm幅に切る。 (3)バターを熱し(1)(2)を炒め、野菜に火が通ったところで白ワインを加え蒸し煮する。 (4)水、コンソメを加え煮る。塩、こしょうで味をととのえる。 (5)器に(4)盛り付け、好みでサワークリームをのせる。 ポイント: 寒さ厳しいロシアでは各素材を生かした温かいスープが好まれます。 シチーはさっぱり味のキャベツスープ。 ボルシチはビーツのスープで見た目も赤色と鮮やか。 ウハーはタラやスズキなどの白身魚のスープ。 |
鮭のムニエル |
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作り方: (1)鮭は、両面に塩、こしょうし小麦粉をまぶす。 (2)バターを熱し@鮭を両面約。鮭に火が概ね通ったところで白ワインを加え蒸し焼きする。 (3)ブロッコリーは小房にわけ、人参は皮をむき1cm幅に切る。塩(分量外)茹でする。 (4)皿に(2)鮭、(3)野菜を盛り付け、くし切りレモンを飾る。 ポイント: ロシアでは鮭は定番の魚。ムニエルやバター焼など調理方法も多い。 |
オリヴィエサラダ |
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作り方: (1)じゃがいもは皮をむき、さいの目切りする。鍋に水から入れ茹でる。 (2)玉葱は薄切りし水に漬ける。セロリは薄切り、ピクルスはさいの目切りする。 (3)鶏肉は茹でて、粗熱がとれたら手でさく。 (4)ミックスベジタブルは電子レンジで解凍する。 (5)卵は約10分加熱する。粗熱がとれたら皮をむき荒めのみじん切りする。 (6)ボールに(1)〜(5)、A調味料を加え混ぜる。 (7)サニーレタスの上に(6)サラダを盛り付け、くし切りしたトマトを飾る。 ポイント: オリヴィエとは別名「スタリーチヌィ」(首都という意味)といい、ロシアでは代表的な具沢山なサラダ。 |