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 年末メニュー


  ・ 年越しそば

  ・ 焼き牡蠣(カキ)
    3種ソース

  ・ 南瓜(カボチャ)の
    ヨーグルトソースがけ

  ・ どら焼き

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 ヘルシーレシピも2009年最後のメニューとなりました。皆様に栄養の情報を伝える ことができたかな?と1年を振り返る木です。
 みなさん、2009年はどんな1年でしたか?
 大晦日の年越しの夜、除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べて、1年の終わりを改めて実感されるのではないでしょうか?
 大晦日に年越しそばを食べる習慣は、江戸時代に町人の間で始まりました。当時、金銀細工職人が仕事場に散った金粉を、そばを練って作った団子で集めて、その団子を焼いて金粉を取り出した ことから「そばは、金を集める。」と縁起の良いものとされていました。
 また、薬味の葱には、葱(ねぎ)の語源「ねぐ」に「祈る」という意味があり、そばに葱を添えることで「長寿や金運を祈願する。」ともいわれています。



 

「牡蠣(カキ)」・・イタボガキ科


カキは世界各国で賞味されている食用二枚貝です。カキの養殖技術が確立された現在では、世界各国で養殖が行われています。日本で食用として養殖される カキの多くはマガキという種類です。ヨーロッパでは、イガイ科の貝(ムール貝)を中心に養殖されています。


特徴

(1) マガキ⇒殻長4cm、高さ7cmほどの日本沿岸の岩場
にみられるカキ。

1700
年より広島湾で養殖された記録が残っており、大正時代に垂下式養殖法が開発され全国的に普及。産地として、広島県・三重県・宮城県・岩手県が有名。
「旬」は栄養を蓄える秋から冬、この時期はグリコーゲン量も多く、風味も強く、生食・フライ・鍋として食べることが多い。

(2) イワガキ⇒大粒のカキで殻長20cmに達する。殻は大きいが身は小粒。陸奥湾(青森県)から九州に分布。「旬」は夏。

(3) イガイ⇒別名ムール貝。殻長15cm、殻は厚く黒色で光沢がある。北海道を除く日本全国沿岸の岩礁にみられる。「旬」は産卵前の冬 から春。


栄養成分

カキ100g5ケ)

 カロリー(kcal) 60
 たんぱく質(g) 6.6
 脂質(g) 1.4
 炭水化物(g) 4.7
 鉄(mg) 1.9
 亜鉛(mg) 13.2
 銅(mg) 0.89
 ビタミンE(mg) 1.2
 ビタミンB6(mg) 0.08
 ビタミンB12(μ) 28.1


亜鉛の働き
(1) 体内酵素の構成成分として、代謝をスムーズにする働きがある。
(2) 新しい細胞やたんぱく質の合成。(皮膚の炎症や傷の回復を早める)
(3) ホルモンの合成。


銅の働き

血液中では、銅はたんぱく質と結合(セルロプラスミン)し酵素中に存在する。
(1) 鉄代謝において、鉄を酸化させ、ヘモグロビンを合成。⇒
貧血予防
(2) 活性酸素を分解する。⇒
動脈硬化予防

(3) 各種酵素の成分。(コラーゲン生成酵素・電子伝達系酵素)
また、タウリンも多くコレステロールや血圧効果作用も強い。

 

「鰊(ニシン)」・・ニシン科

 日本産ニシンは、戦前までは北海道が最盛期で、以後急速に漁獲高が落ちました。
海の表層部分に浮遊する動物性プランクトンを主食として、春に大群で接岸し、海藻に卵を産みつける。昆布に産みつけたものが「子持ち昆布」です。
回遊魚で北太平洋に分布し、鮭同様に回遊性が強く、稚魚期に放流した海域に成熟して回帰します。日本へは、北欧産のタイセイヨウニシンが大量に輸入されてい ます。
「数の子」はニシンの卵巣です。

 

参考

食材図鑑
日本人のしきたり
五訂食品成分表
栄養素の通になる

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