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 苺を使ったメニュー

  ・ 
苺のミルフィーユ

  ・ 
苺ジャム

  ・ カナッペ2


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 3月に入り、暖かい日も増えて過ごしやすい季節となりました。
 今月は、ちゃんレポート第7弾!一昨年にもお邪魔させていただきました「津久井浜観光農園」での苺狩りをレポートしたいと思います。
 京急津久井浜駅下車約20分歩くと武山の麓にいくつものビニールハウスやキャベツ畑が見え始め・・・
「津久井浜観光農園」に到着。



 「津久井浜観光農園」では、5月初めまで苺狩りができます。受付でカップ&練乳を頂きビニールハウスへ。

 ビニールハウス内は、ちびっ子からおばあちゃんまで多くの人が苺狩りを楽しんでいました。お邪魔した日は小雨の降る日(気温15)でしたがビニールハウス内は約24度 でとても暖かい印象を受けました。





 苺は「紅ほっぺ」を中心に栽培され、今年は寒さが続いたため苺の成長もゆっくりペースとのことでした。苺狩りの途中、苺の花もみられ、苺の成長過程も見ることができました。

 苺狩りを通して、その食物の成長過程を見ることや、食物本来の味を味うことができるので貴重な機会になると思います。皆さんも一度体験してみませんか?


苺ジャムについて


「苺とは・・・」


名称⇒バラ科オランダイチゴ属
現在の栽培イチゴの起源は、17世紀、北アメリカ原産バージニアイチゴと南アメリカ原産チリイチゴがオランダやイギリスで 受粉し成功したもの。
江戸時代、オランダ人により長崎に持ち込まれた。
1899年(明治5年)、フランスから導入された「ジェネラルシャンジー (General Chanzy)」から育成された「福羽ふくば」は日本の栽培イチゴの基礎となった品種である。1960年代までは56月を旬とした季節的果物だったが、現在では、栽培方法の変化や品種改良が進み1年中供給されている。
イチゴは品種の変化が激しく、東の「女峰(にょほう)」、西の「とよのか」が2分している。

☆「紅ほっぺ」・・・静岡県で「あきひめ」と「さちのか」を 受粉してつくられた品種。ほっぺが落ちるほど美味しい苺として命名された。
香りが高く多汁。果実が大粒でやや硬く、ケーキのデコレーション用に適している。

☆「女峰」・・・1984年、「はるのかダナー」と「麗紅 (れいこう)」を受粉して作られた品種。栃木県を中心に東日本での栽培が多い。
円錐形・光沢のある淡赤色。
甘味・酸味ともに強く多汁でケーキのデコレーション用に適している。

☆「とよのか」・・・1973年、「ひみこ」と「はるのか」を 受粉して作られた品種。九州をはじめ西日本での栽培が多い。球または円錐形・鮮紅色。
香りが高く、多汁で生食に適している。

○苺の栄養価;苺100gあたり
カロリー 34kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.1g
炭水化物 8.5g
カリウム 170mg
カルシウム 17mg
0.3mg
カロテン 18μg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンC 62mg


「ジャムとは・・・」


ジャムとは、「押しつぶす・詰め込む」という意味をもち、
JAS(日本農 林規格)では、「ジャム・マーマレード・ゼリーをジャム類と総称し、果実等を糖類等とともにゲル化剤・酸味料・香料等を加えゼリー化するまで加熱したもの」と定義される。

○ジャムの規格(JAS)
特級・・・果実含有量45%以上(苺以外のベリー類35%、マーマレード30%以上)
標準・・・果実含有量33%以上(苺以外のベリー類25%、マーマレード20%以上)
と規格されている。
近年、健康ブームにより低糖度・プレザーブスタイル(5mm以上の果肉を残す)ジャムが主流となりつつある。

 
○ジャムの製造工程
収穫した果実
  ↓
加熱(糖類・ペクチン1・酸味料と一緒に)
  ↓
瓶詰め・密封
  ↓
殺菌・冷却
  ↓
ジャム

ペクチン1・・・果実の熟成過程で生成される食物繊維のひとつで、果実を煮詰める過程で糖・ペクチン・酸のバランスをとる ことが果実をゼリー状にする条件でもある。

 

参考

食材図鑑T・U:小学館
五訂食品成分表;女子栄養大学出版部
イチバン親切なお菓子の教科書:川上文代

                                                           

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