ヘルシーレシピHealthy recipe

　9月に入り8月の猛暑が嘘のように急に涼しくなり、一気に秋めいて参りました。夏〜秋の変わり目は、夏の疲労が内臓にもあらわれる季節です。こんな時期には胃腸に負担がかかりにくいあっさりメニューで胃腸を助けましょう。　

　

　今月は【ハマぶどう】のぶどう狩りを紹介したいと思います。横浜では夏といえば【ハマ梨】が有名ですが、ハマぶどうも横浜ブランドのひとつだった事はご存知でしょうか。
　今回、ぶどう狩りに訪れた果樹園は青葉区にある「八朔（はっさく）ぶどう園」です。青葉台駅からバスに乗る事約15分、閑静な住宅地内にあるぶどう園です。



　ぶどうの木は梨同様に低く、場所によっては中腰で歩かなくてはならない高さです。



　「八朔ぶどう園」では、藤稔（ふじみのり）、竜宝（りゅうほう）、巨峰（きょほう）の3品種を栽培しており、実ひとつひとつに袋がかけられています。「藤稔」は神奈川県（藤沢市）発祥のぶどうです。見た目は巨峰に似ていて、粒の大きさが特徴的な新種のぶどうで、近年注目されています。大きいものはゴルフボールくらいの大きさにまでなるそうです。



　ぶどう園の方にぶどうの見分け方、枝の切り方等のレクチャーを受け、虫よけスプレーをかけてぶどう狩り開始！

食べ頃の（甘い）ぶどうの見分け方

• 色の濃いもの
• ずっしりと重いもの

　これかな？いや、あれのほうが甘いかな？と、ぶどうにかけられた袋のビニール窓から、真剣にぶどうを選び続けました。途中、ぶどうの子供の様な状態のものもみつけました。



　さらに、ぶどう園の方にぶどうが育つ条件もお聞きしました。

ぶどうが育つ条件

• 砂に近い水はけのよい土壌
• 日中と夜間の温度差が大きいこと
  

　約45分かけてぶどう狩りを堪能しました。本日の収穫結果は、藤稔2房、竜宝1房の計３房でした。



　ぶどう園の方からは、ぶどうの保存方法まで教えていただきました。

ぶどうの保存方法

• 房からぶどうをはずす際、へたの軸部分を残した状態ではずす（※へたの軸を残しておかないとぶどうの水分が抜けてしまい美味しさが半減してしまうため）

• 冷蔵または冷凍で保存する

　藤稔の話から偶然にも神奈川県発祥の食べ物に出会えたことに驚きが隠せませんでした。また、ぶどう園の方と話をしていくうちに、生産者の方々のぶどう作りに対する熱い想いを強く感じました。「食を通じてヒトと繋がる！」改めて実感した一日となりました。

羊肉について　

　羊は家畜化された歴史が牛や豚よりも古く、キリスト教やイスラム教国では祝宴のための食べ物にもなっています。羊肉は一般に1歳未満のものをラム、2〜7歳程度のものをマトンと呼びます。ラムはマトンより軟らかく独特の臭いも少ないです。日本で消費される羊肉の99％以上、約7〜8万tがオーストラリア・ニュージーランドから輸入されます。肉の色はマトンは濃紅色ですが、ラムは赤みが薄いです。成分や味は牛肉に似ていますが、特有の臭いがあり、水分が少なく脂肪が多いです。羊脂は牛脂よりかたく酸化しやすいので消化吸収されにくいです。


【各部位の特徴】

• ショルダー
  主に肩を中心とした部分で脂肪が多く、焼肉やローストにむいています。骨をはずすと細かくなるのでそのままスライスして使います。　
• ロングロイン
  牛肉のロースにあたる背中の部分で、骨付きのままローストしたりステーキにして食べます。
• 胸肉とフランク
  胸肉はスペアリブローストにしたり煮込みに使います。腹部のばら肉は脂肪が多く、煮込みや加工用に使われることが多いです。

参考

・新ビジュアル食品成分表：鈴木一 ・食材図典�T：小学館

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