I.名称
健康増進・スポーツ傷害予防センター(Wellness & Sports Injury Prevention Center:WSIPC)
II.設置目的
- より多くの市民が安全で効果的にスポーツ活動を行えるよう、スポーツ医科学に基づいた知見や技術を地域へ広めるために平成 28 年度に設置しました。
- 地域スポーツに対しスポーツ医科学に基づいた啓蒙活動や予防活動を行います。
- 活動内容や研究成果をホームページなどを利用して還元することでより多くの市民によりよいスポーツ環境を提供します。
III.主な活動内容
a) スポーツ傷害予防のための基礎研究
ケガの原因解明やケガ予防トレーニングの効果に関する学術的な研究を行います。
b) 市内中学校への障害サポート事業
理学療法士が出向いて「ケガの予防」を目標として測定や情報収集、ケガ予防のためのストレッチなどを指導します。
c) 地域団体や企業への講師派遣
依頼のあった地域団体や企業へ医科学センターの専門スタッフを派遣し、知識や技術を伝えます。
d) 安全で効果的なウォーキングやランニングの普及
地域に出向いて安全で効果的なウォーキングやランニングの普及を行います。
IV.活動内容の掲載や報告
- ケガ予防に関する講演などの開催報告をします。
- 現在まで取り組んできたケガ予防に関する取り組みや知見をホームページ上でわかりやすく情報提供します。
- バスケットボール競技の外傷疫学と下肢外傷予防プログラムの効果
- サッカー選手の OSD 発症要因の推定
- 陸上競技選手のシンスプリント発症要因の前向き調査
- 野球肘の発症要因の検討を予防プログラムの介入効果