横浜市スポーツ医科学センター

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リハビリ室コラム / Rehabilitation Column

第4回 日本アスレティックトレーニング学会 学術集会 参加記 横浜市スポーツ医科学センター リハビリテーション科 中尾 風花 (理学療法士)

 『第4回 日本アスレティックトレーニング学会学術集会』が、7月18-19日の2日間、流通経済大学新松戸キャンパスにて開催されました。当日は台風の影響も心配されましたが、448名が参加され、盛会となりました。今回は、横浜市スポーツ医科学センターリハビリテーション科が事務局を務め、運営準備に携わらせていただきました。

メイン会場の様子

 第4回となる今回の学術集会は、「我が国のアスレティックトレーニング学のこれから」というテーマに即した特別講演やシンポジウム、一般演題が発表されました。アスレティックトレーニング学は、関連専門領域の連携が不可欠であり、スポーツ医学やスポーツ科学との強い連携を確保することで、発展してきたとされます。2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定や本年10月のスポーツ庁創設など、スポーツに関心が寄せられる機運の中、どのように社会貢献していくか期待されています。

 特別講演では、女子サッカー日本代表監督の佐々木則夫監督に「これからの我が国におけるアスレティックトレーナーに求める役割と資質」についてご講演頂きました。実際に現場のスタッフが感じることや考えなど生の声を聴かせていただき、我々理学療法士も、選手のスポーツ復帰をサポートする重要な立場であることを自覚し、選手のみならず、現場のトレーナーやスタッフとの連携の大切さについても考えさせられるお話でした。

 シンポジウム『アスレティックトレーナーの活動場所とその役割』では、当センターの理学療法士である清水結が、女子バスケットボールのトップリーグや女子日本代表チームの帯同経験、施設の開設に伴う運営やスタッフ育成など、自身の経験から様々な立場や活動場所におけるアスレティックトレーナーの役割と心がけについて講演しました。多くの活動をしてきた活動場所を広げていくためには、チャンスを逃さぬよう行動すること、チャレンジ精神も大切であると強く感じました。

 また、教育講演『スポーツ障害予防研究のススメ:学童野球の現場を例に』では、同じく理学療法士である坂田淳が、実際に取り組んでいる投球障害予防研究を例に方法と成果のみでなく、取り組みにおける問題点とその解決策について発表しました。研究を進めるうえでの一助となるよう具体的な説明も多く含まれ、スポーツ障害予防研究の発展を期待する内容となりました。

当センターの清水結(左)と坂田淳(右)